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玉井 広史; 大久保 綾子; 木村 祥紀; 篠原 伸夫; 田崎 真樹子; 清水 亮; 須田 一則; 富川 裕文
Proceedings of INMM 58th Annual Meeting (Internet), 6 Pages, 2017/07
核鑑識は、不法に使用された核物質等の試料を分析・照合し、その起源、経路等を解明して犯罪者等の摘発に資する技術的手段であり、警察・司法組織との緊密な連携が必須である。このための国内体制の整備がIAEAをはじめ国際的な協力のもとで進められており、各国の実情に応じた技術的な対応能力の強化・推進の方策に関する考察及び地域協力の在り方に関する検討結果を報告する。
久米 民和
原子力工業, 39(2), p.40 - 43, 1993/00
平成元年度より、原子力委員会の委託調査である「地域協力構想調査」の「RI・放射線の農業利用」分野の主要課題として、不妊中放飼法による害虫駆除が取上げられている。これは、日本の南西諸島や小笠原諸島での根絶事業の成功を基に、アジア地域での協力の可能性を検討しているものであり、取組みの現状と関係各国のSITの状況を紹介した。参加国の中でミバエ類のSITに最も強い関心を示し、また実際に取組んでいる国は、フィリピン及びタイである。マレーシア、中国も小規模のSITを行っているが、インドネシア、韓国はSITにそれほど熱心ではない。オーストラリアと日本が豊富な経験を有しており、これらの技術が地域協力に役立つものと考えられる。今年からフィジビリティー・スタディの委員会がスタートする予定である。